月別アーカイブ: 2015年10月

参考図書9<「まいにち食べたい”ごはんのような”クッキーとビスケットの本」>

まいにち食べたい”ごはんのような”クッキーとビスケットの本 (バターも生クリームも使わない、からだにやさしいお菓子レシピ)

この本は【料理レシピ本大賞in Japanお菓子部門大賞(第1回)】を受賞した話題の本です。
「クッキー、クラッカー、メレンゲ…。ナッツやドライフルーツ、全粒粉、オートミールなど、滋養のあるものを詰め込んだ、バターも生クリームも使わない、からだにやさしいお菓子レシピを紹介。」とあるように、健康に良さそうな感じ。

それで、作ってみると、、、「ムムム、、、?」

そうなんです。家で食べるのは良いのだけど、店で購入して食べるのはちょっと、、、と思う人もいるだろう、と思われるレシピなのです。(つまり、味としては落ちる)

こういう事はけっこうあって、ここで「家向けのレシピ」と「店向けのレシピ」は同じじゃないよね、と主張する人がいるゆえんです。

健康志向の店として出すのはアリなのだけど、そうはうたっていない店で出すのであれば、もう少し「味」を優先するべくメニューの改良が必要、ということはよくあります。

もちろんタイトルにもあるように「まいにち食べるごはん」のように食べるのだったら、このくらいじゃないと、不健康になってしまうわけで、そういう意味では、このタイトルは正しいのかな、と。

ということで、あえて「参考図書」としてあげました。

参考図書8<「作りおきサラダ」>

作りおきサラダ 冷めてもおいしい。ねかせるからもっとおいしい。

「なんで学校では仕込みに時間がかかるって教えてくれなかったの!」

これは、カフェをオープンした友人が繰り返し言う言葉。

確かに、仕込みの大変さは学校ではスルーなのですよね。開業というキラキラした未来、受講生には夢を見させておけ!ということなのかわかりませんが、良いことしか言ってくれない。

で、オープンした後、現実問題として浮上するのが、「どうやって仕込みを効率よくやるか」ということなのです。そこであわてても仕方ないのですが、事前にこの本のような知識があると、役に立つ事は間違いありません。

この本では、具体的なメニューの他、どれくらい保存できるのか、そういう事までちゃんと書いてあります。

オープンしてから文句を言わない(?)ように、事前に準備しておこう。

参考図書7<「ウー・ウェンのみんなで楽しい小麦粉料理 こねてのばして粉ものパーティー」>

ウー・ウェンのみんなで楽しい小麦粉料理 こねてのばして粉ものパーティー

台湾へ2回行きましたが、いつもあの「餅(ビン)」と言われる小麦粉料理の類がめちゃめちゃウマイ!と感動します。(「餅」といっても日本のモチとは違います。「おやき」という方が近いですね)

その辺の道端の屋台でも、昼間からお店の人が小麦粉と水を混ぜてこねこねやっています。仕入れてただ焼いているのではないのです。手作り!

現地と同じものを作るのは熟練した技術が必要ですが、その前段階で「まずは作ってみよう」という人におすすめなのがこの本。作ってみると分かりますが、日本人の感覚とははるかに少ない水分量で作ります。

他にも麺や「猫耳(マオアール)」「ガーダ(お米パスタ)」「麺片(メンピエン)」という変形バージョンも紹介されています。

「入門編」として意外に簡単に作れるので、レッツトライ!

参考図書6<「カフェ−スイーツ vol.126 お茶カフェで、一服。」 (柴田書店MOOK)>

カフェ−スイーツ vol.126 お茶カフェで、一服。 (柴田書店MOOK)

「そうか、カフェって日本茶や中国茶を売りにする店もあるんだ」

と、当たり前のことですが、あらためて思い直した一冊です。

「お茶カフェ現代スタイル」ということで、中国茶、日本茶、紅茶などさまざまなジャンルのカフェを紹介しており、店作りやメニュー作りに参考になります。

実は、特に地方の場合、エスプレッソマシンで淹れるコーヒーが「濃すぎる」ということで、高い機械を入れたけど、実はあんまり出ない、なんていうことが時々あるのです。(ここ、意外に重要)

エスプレッソマシンなんか、高いものはウン百万円しますから、注文されなければシャレにならないです。そういう時の選択肢として、こういったジャンルを検討するのも一考ですね。

「茶」のジャンル一辺倒では難しいと言われていますが、ここには成功している店舗やメニューが紹介されています。全体的には、飲料も食べ物もメニューをバラエティに富んだものにすることが成功の秘訣のようです。

参考図書5<「体を強くするサラダジュース」>

体を強くするサラダジュース

今やメディアにひっぱりだこの浜内千波先生。

浜内先生の野菜料理レシピは素晴らしい、といつも思います。他の本もぜひ参考にしてほしいところですが、この本は、先生が毎朝飲んでいる果物や野菜をミックスしたジュースのレシピが紹介されています。

お店でもジュースを売りにすることはできますので、ぜひ参考にしてほしいのですが、普段忙しい中でこの本は大変役に立ちます。

「疲労回復」「ダイエット」「身体が重い日に」「夕飯を食べ損ねた翌朝に」などなど、シーン別の他、野菜の種類ごとのレシピも掲載されていて冷蔵庫にある野菜で作れるので、こちらも便利。

私も長らく共働きで、朝は大変忙しいのですが、この本で紹介されているジュースはすぐにできるので、大変重宝しています。

参考図書4<「ひとさじで料亭の味!魔法の糀レシピ (講談社のお料理BOOK)」>

ひとさじで料亭の味!魔法の糀レシピ (講談社のお料理BOOK)

定着した感はありますが、「糀(こうじ)ブーム」の火付け役となった本です。
友人のカフェでも、洋食メニューに「塩糀」を使って差別化しています。今は、使いやすい塩糀はいろいろと出ているので、メニューに取り入れやすくなったと思います。

いつものメニューで使っている塩を塩糀に変えるだけでも、味の変化が楽しめます。

まだ使った事が無い人は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

参考図書3<「EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅 」>

EAT&RUN100マイルを走る僕の旅

「ここはランニングのサイトなの?」と言われてしまうような書籍ですね。

もちろん、自分の趣味が多分にあるのは百も承知なのですが、この本で参考にしてほしいところは、紹介されているレシピ。著者のスコット・ジュレクは「完全菜食主義者にしてウルトラランナーの生ける伝説」と言われているスゴイ人なのですが、彼が普段から食べているメニューのレシピがこの本には紹介されています。

「完全菜食主義者」は「ビーガン」と呼ばれて、肉や魚・牛乳・乳製品などを一切食べません。じゃあ、どうやって栄養を取るのさ!と当然疑問を持つわけですが、彼が独自に開発したレシピが彼の功績をバックアップしているらしいところを見ると、これは聞き捨てならない、と思いませんか?

紹介されているレシピは、普段あまり聞きなれない食材がたくさん使われています。

「ライスミルク」「ヘンプシード」「ニュートリショナルイースト」「スピルリナ」「ウドズオイル」「タヒニ」「フラックスシード」「バニラエクストラクト」…

こういう新しい食材は、健康食材として、カフェメニューとしても大いに活躍する可能性があります。

カフェに興味ある人なら、新しい食材にも常にアンテナを向けたいものですね!

もちろん、他の(著作の大部分を占める)ウルトラランナーとしての彼の体験・考えももちろん参考になりますよ!(ちょっと強引か…)

参考図書2<「COFFEE BIBLE コーヒーバイブル (エイムック 2954)」>

COFFEE BIBLE (エイムック 2954)

カフェをオープンする時、コーヒーをどうやって提供するのか、これは誰もが悩む問題です。

でも、どこにこだわればよいのかよくわからない!という人が多いのでは?
そんな人にぜひ読んでほしい本がこれ。

コーヒーの淹れ方から基礎知識(ミルの選び方、ドリッパーの種類と特徴、豆の挽き方、抽出の考え方、湯の温度等)、コーヒー豆、アレンジ方法などなど、役に立つ情報が満載です。

ココで紹介されているコーヒーの淹れ方(手動のみ)は、10種類もあるのですよ!

苦手な人でも、最初から機械に頼るのではなく、まず自分で飲み比べるのも必要かと。

写真が豊富で初心者でも分かりやすい本なので、一冊あると便利。

参考図書1<cafe sweets vol.171 「カフェをはじめよう!」>

カフェ−スイーツ vol.171 カフェをはじめよう! (柴田書店MOOK )

カフェを開業したいという時、まず気にかかるのは「どれだけお金がかかるの?」ということでしょう。

以前、この質問をカフェの学校に通っていた時に同じクラスの生徒が講師に投げかけたら

「人によります」

と、あっけなく言われていたことがあったっけ、、、。

ま、「人による」ってそれはそうでしょうけど、超初心者にとっては、それが数十万でできるのか、数百万なのか、数千万なのか、全く見当がつかないから聞いているわけでしてね、とその生徒は反論もしなかったので、ちょっとうやむやになってしまいましたが、この本はそんな超初心者にバッチリ、この店はウン万円でできあがりました、と示してくれます。

もちろん金額だけではなく、簡略化した店の図面、店内の写真、メニュー、店主の言葉、店のウリ、スタッフ数、客単価、一日の平均客数、月商目標などなど、知りたい内容が店ごとに出ているので、自分のイメージに合う店舗がどれくらいでできるのか、一目瞭然です。

もちろん超初心者だけではなく、既に計画を進めている人にとっては、より具体的な例として便利かと。

数が多いのでデータ集として活用できるのではないかと思います。

こういう例を見ると、とたんに現実に引き戻されるので、夢が遠のく人もいるかもしれませんが、暴走しないためにも(?)まずはこういう本を見てみるのも大変良いことかと思います。

副業だって練習が必要(コミュニティカフェとは何か:その9)

英国では、リタイアした後も現金収入を得るために、高齢者が自分の趣味の手作り品、ジャムなどをマーケットで販売していると聞きます。

彼らは若いうちから真剣に「副業」に取り組んでいるから、マーケットで一般の商品と同レベルのものを売る事ができるのです。

日本のように「退職したら、●●を勉強して資格を取って…」などとのんびり言っている人たちとは大違いです。日本も英国と同じように、若いうちから「副業」に励むべき時代が来たように思います。

「副業」と検索すると、たくさんの紹介サイトが引っ掛かります。高額な副業で「大丈夫か…」と不安になる副業も紹介されていますが…(おそらく大丈夫ではありません)

生涯にわたって安定的に続けられる「副業」とくれば、得意分野は何か、人に教えられるものは何か、などと「いったい自分には何ができるのか?」と考える必要があります。

当然、すぐにできるわけはありませんので、実現するための「練習」も必要で、時間もかかります。

ちょっと遠回りになりましたが、私が「じぶんの学校」と命名した理由もここにあります。

つまり、「じぶんを育てる機会」を持つことが大変重要な時代に突入した、ということです。

コミュニティカフェを始めとして、地域の人たちを対象に自分の得意分野を広めていくこと。その練習を始めることこそが、「老後が不安」と多くの人たちが思う時代を生きていく上での一つの策になるのではないでしょうか。

自分で事業を始めることは、将来にわたって現金収入を得ることができる貴重な場になります。コミュニティカフェは女性や仕事をリタイヤした人に向いている事業だと思います。

特に女性は家事や出産・育児などで、一旦は仕事を辞めざるを得なかったり、働く時間を制限せざるを得ない事が多くあります。

ただ、退職したから、子供に手が離れたからといって、いきなり始めるよりも、早い段階からこつこつと自分の力を試して試行錯誤してほしいと思います。

驚くことに、カフェって何の経験もない人が突然始めるパターンってけっこう多いのですよ!(私の知り合いのカフェオーナーにもいます)

オープンしてから「しまった、アルバイトでもしとくべきだった!」と後悔しても、その時はもう前に進むしかないのですよ!

そうならないためにも、ぜひ早い段階から準備しておきたいものです。