ご近所の人たちと交流する場(コミュニティカフェとは:その2)

「コミュニティカフェ」は、長寿社会文化協会(WAC)が「地域のたまり場や居場所」と定義しています。

一番わかりやすい例としては、皆さんもどこかで見た事はあるはずの………

住宅街の一角に、昔からある古ーい「喫茶店」。

あれです!

昭和の匂いが漂う「スナック」。

これです!

恐らく、二階はそのオーナーの住まいとなっていて、お客さんはご近所さんばかり。もちろん、リピーターです。

みんな同じ時間に集まり、同じ人達と交流します。

リクエストすればメニューに無くても作ってくれます(マスターが不機嫌でなければね)。

いったいこの店の儲けはどうなっているのか、採算はとれているのか、という客の心配をものともせず、マスターは淡々とコーヒーをいつものように淹れてくれます。

こういった店は日本中探せばいくらでも見つかるでしょう。定義からすると、まぎれもなく「コミュニティカフェ」です。

「昭和の匂い」が漂う……というと、オサレな「カフェ」をイメージしている人は「そんなダッセーのはイヤ!」と思わず物を投げたくなるかもしれませんが、あくまでも「役割」をわかりやすく言うと、昔ながらの「喫茶店」「スナック」が近いと思います。

ご近所にあった「喫茶店」「スナック」の役割を持ち、さらにご近所の人たちがイベントや展示会なども催される場(さらに、現代風のカフェのテイストも持ち合わせる……と)、そういう場所が「コミュニティカフェ」なのです。

ネットで確認できるコミュニティカフェのサイトを見ると、NPOや個人、任意団体が運営している店舗が多数を占めます。「子育て支援」「地域交流」などと目的を持って運営しているところもけっこうあります。

なぜ昔からあるようなこういう形態が注目されているのでしょうか。

次では、その背景について解説します。