空き部屋2

「ミニマム」な生活ってなんだ?(コミュニティカフェとは:その8)

「老後」「生活費」というキーワードで検索すると、月に一人だと約16万円前後、夫婦だと約27万円前後必要!と出てきます。

これを見て「まあ、なんとか大丈夫かな」という人と「ヤバイ!」と叫ぶ人と分かれるわけですね。

これは生活費だけの数字ですから、家賃などは含まれていません。そこらへんは個人差があるのです。
で、そこで考えてしまうのは、自分は本当にこの金額が必要なのか、ということです。

今の時点で、既に不足している人もいれば十分な人もいます。

でも、どうせなら今から練習してもっと少なくても十分生活できるスタイルを身に着けることが必要だと思いませんか?

最近「断捨離」「ミニマムライフ」「シンプルライフ」が注目されています。(クリックすると外部サイトへ飛びます)

ぼくたちに、もうモノは必要ない。

ここに共通する考え方、それは「持たない・最低限度の暮らし」です。

今の20歳代の若者たちは「ミニマムライフ世代」と言われ節約志向の上に「楽が一番で傷つきたくない」などと言われる一方で「人生に手ごたえが欲しい」と骨太の考え方も持ち合わせているとも言われています。

この世代はバブル崩壊後に生まれ、経済が低迷する中で育った世代であり、まさに時代が育てた世代と言えます。

「(消費が)シュリンク世代」「若者が消費しないから景気が悪いんだ」などという批判もあるようですが、私はこういった批判に対してそもそも「経済が、ずっと右肩上がりであるべきだ→みんなが消費すべきだ」という議論は、時代遅れだと思っています。

日本は高度経済成長・バブル経済を経て、今はモノや情報が溢れかえっている。「成熟状態」です。

必要なものはほとんど揃っている。

持っていなくても貸してくれるサービスだってある。

性能も悪いわけではないからすぐに壊れない。

だからすぐに買い替える必要もない。

「経済の成熟化」をここで述べるわけではないので、ここで止めておきますが、要は、既にモノが飽和状態にある中では、多くの人々がどんどん買うわけはないのです。

そういう考えの人が出てきたことの象徴として「ミニマミスト」という、モノを必要最小限に減らす努力をしている人々が出てきました。ベストセラーになっています。

あるミニマミストの家は1Kの間取りで20㎡。でも全く狭さは感じません。
リビングには、ベッド兼ソファ代わりの「エアリーマットレス」と小さい机だけ。
テレビも捨ててしまった。
お風呂には液体せっけんがあるだけ。
クローゼットには洋服が10着。食器も全部で8点。
あとは持ち歩く眼鏡と腕時計と財布とキーケース。これでほぼすべて。

2~3年前に彼らの部屋の写真をネットで見た時には、大変衝撃を受けました。
今も議論を呼んでいるこのスタイル、多くの人が衝撃を受けたのだと思います。

でも、同時に「すがすがしさ」を感じたのも事実。

そしておぼろげながら「そうか、こういうスタイルが、今後私たちが目指す古くて新しい姿かもしれない………」とも感じました。

よくよく考えてみると、昔はモノが無かったのに、いつの間にか溢れるモノに囲まれて暮らしている。
そして執着しすぎている。
足りないモノの事ばかりに目が行く。

彼らのスタイルをそっくりそのまま真似をするのは難しいかもしれませんが、不安な自分の将来を憂うよりも「持たない・最小限の暮らし」を実現させていくことが、少なくとも将来の希望を感じさせることができると感じました。

今は自分で持たなくても、必要な時に借りることができるサービスが充実しつつあります。
技術の進歩で「最小限の暮らし」を簡単に実現することも可能です。

あと必要なのは、生活を維持させるための「稼ぎ」です。

これは人によって違う。
でも、終身雇用が既に崩壊している現状では、1つの会社が未来永劫自分の生活を保障してくれるわけがない。

じゃあ、どうしたらよいのか。

そこで注目されるのが「副業」です。

今後、生涯にわたって「副収入」を得ることができるかどうかが、大変重要な時代になるでしょう。

次に「副業」についてお話したいと思います。