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クッキーづくり

副業だって練習が必要(コミュニティカフェとは何か:その9)

英国では、リタイアした後も現金収入を得るために、高齢者が自分の趣味の手作り品、ジャムなどをマーケットで販売していると聞きます。

彼らは若いうちから真剣に「副業」に取り組んでいるから、マーケットで一般の商品と同レベルのものを売る事ができるのです。

日本のように「退職したら、●●を勉強して資格を取って…」などとのんびり言っている人たちとは大違いです。日本も英国と同じように、若いうちから「副業」に励むべき時代が来たように思います。

「副業」と検索すると、たくさんの紹介サイトが引っ掛かります。高額な副業で「大丈夫か…」と不安になる副業も紹介されていますが…(おそらく大丈夫ではありません)

生涯にわたって安定的に続けられる「副業」とくれば、得意分野は何か、人に教えられるものは何か、などと「いったい自分には何ができるのか?」と考える必要があります。

当然、すぐにできるわけはありませんので、実現するための「練習」も必要で、時間もかかります。

ちょっと遠回りになりましたが、私が「じぶんの学校」と命名した理由もここにあります。

つまり、「じぶんを育てる機会」を持つことが大変重要な時代に突入した、ということです。

コミュニティカフェを始めとして、地域の人たちを対象に自分の得意分野を広めていくこと。その練習を始めることこそが、「老後が不安」と多くの人たちが思う時代を生きていく上での一つの策になるのではないでしょうか。

自分で事業を始めることは、将来にわたって現金収入を得ることができる貴重な場になります。コミュニティカフェは女性や仕事をリタイヤした人に向いている事業だと思います。

特に女性は家事や出産・育児などで、一旦は仕事を辞めざるを得なかったり、働く時間を制限せざるを得ない事が多くあります。

ただ、退職したから、子供に手が離れたからといって、いきなり始めるよりも、早い段階からこつこつと自分の力を試して試行錯誤してほしいと思います。

驚くことに、カフェって何の経験もない人が突然始めるパターンってけっこう多いのですよ!(私の知り合いのカフェオーナーにもいます)

オープンしてから「しまった、アルバイトでもしとくべきだった!」と後悔しても、その時はもう前に進むしかないのですよ!

そうならないためにも、ぜひ早い段階から準備しておきたいものです。

空き部屋2

「ミニマム」な生活ってなんだ?(コミュニティカフェとは:その8)

「老後」「生活費」というキーワードで検索すると、月に一人だと約16万円前後、夫婦だと約27万円前後必要!と出てきます。

これを見て「まあ、なんとか大丈夫かな」という人と「ヤバイ!」と叫ぶ人と分かれるわけですね。

これは生活費だけの数字ですから、家賃などは含まれていません。そこらへんは個人差があるのです。
で、そこで考えてしまうのは、自分は本当にこの金額が必要なのか、ということです。

今の時点で、既に不足している人もいれば十分な人もいます。

でも、どうせなら今から練習してもっと少なくても十分生活できるスタイルを身に着けることが必要だと思いませんか?

最近「断捨離」「ミニマムライフ」「シンプルライフ」が注目されています。(クリックすると外部サイトへ飛びます)

ぼくたちに、もうモノは必要ない。

ここに共通する考え方、それは「持たない・最低限度の暮らし」です。

今の20歳代の若者たちは「ミニマムライフ世代」と言われ節約志向の上に「楽が一番で傷つきたくない」などと言われる一方で「人生に手ごたえが欲しい」と骨太の考え方も持ち合わせているとも言われています。

この世代はバブル崩壊後に生まれ、経済が低迷する中で育った世代であり、まさに時代が育てた世代と言えます。

「(消費が)シュリンク世代」「若者が消費しないから景気が悪いんだ」などという批判もあるようですが、私はこういった批判に対してそもそも「経済が、ずっと右肩上がりであるべきだ→みんなが消費すべきだ」という議論は、時代遅れだと思っています。

日本は高度経済成長・バブル経済を経て、今はモノや情報が溢れかえっている。「成熟状態」です。

必要なものはほとんど揃っている。

持っていなくても貸してくれるサービスだってある。

性能も悪いわけではないからすぐに壊れない。

だからすぐに買い替える必要もない。

「経済の成熟化」をここで述べるわけではないので、ここで止めておきますが、要は、既にモノが飽和状態にある中では、多くの人々がどんどん買うわけはないのです。

そういう考えの人が出てきたことの象徴として「ミニマミスト」という、モノを必要最小限に減らす努力をしている人々が出てきました。ベストセラーになっています。

あるミニマミストの家は1Kの間取りで20㎡。でも全く狭さは感じません。
リビングには、ベッド兼ソファ代わりの「エアリーマットレス」と小さい机だけ。
テレビも捨ててしまった。
お風呂には液体せっけんがあるだけ。
クローゼットには洋服が10着。食器も全部で8点。
あとは持ち歩く眼鏡と腕時計と財布とキーケース。これでほぼすべて。

2~3年前に彼らの部屋の写真をネットで見た時には、大変衝撃を受けました。
今も議論を呼んでいるこのスタイル、多くの人が衝撃を受けたのだと思います。

でも、同時に「すがすがしさ」を感じたのも事実。

そしておぼろげながら「そうか、こういうスタイルが、今後私たちが目指す古くて新しい姿かもしれない………」とも感じました。

よくよく考えてみると、昔はモノが無かったのに、いつの間にか溢れるモノに囲まれて暮らしている。
そして執着しすぎている。
足りないモノの事ばかりに目が行く。

彼らのスタイルをそっくりそのまま真似をするのは難しいかもしれませんが、不安な自分の将来を憂うよりも「持たない・最小限の暮らし」を実現させていくことが、少なくとも将来の希望を感じさせることができると感じました。

今は自分で持たなくても、必要な時に借りることができるサービスが充実しつつあります。
技術の進歩で「最小限の暮らし」を簡単に実現することも可能です。

あと必要なのは、生活を維持させるための「稼ぎ」です。

これは人によって違う。
でも、終身雇用が既に崩壊している現状では、1つの会社が未来永劫自分の生活を保障してくれるわけがない。

じゃあ、どうしたらよいのか。

そこで注目されるのが「副業」です。

今後、生涯にわたって「副収入」を得ることができるかどうかが、大変重要な時代になるでしょう。

次に「副業」についてお話したいと思います。

路地裏2

ご近所の人たちと交流する場(コミュニティカフェとは:その2)

「コミュニティカフェ」は、長寿社会文化協会(WAC)が「地域のたまり場や居場所」と定義しています。

一番わかりやすい例としては、皆さんもどこかで見た事はあるはずの………

住宅街の一角に、昔からある古ーい「喫茶店」。

あれです!

昭和の匂いが漂う「スナック」。

これです!

恐らく、二階はそのオーナーの住まいとなっていて、お客さんはご近所さんばかり。もちろん、リピーターです。

みんな同じ時間に集まり、同じ人達と交流します。

リクエストすればメニューに無くても作ってくれます(マスターが不機嫌でなければね)。

いったいこの店の儲けはどうなっているのか、採算はとれているのか、という客の心配をものともせず、マスターは淡々とコーヒーをいつものように淹れてくれます。

こういった店は日本中探せばいくらでも見つかるでしょう。定義からすると、まぎれもなく「コミュニティカフェ」です。

「昭和の匂い」が漂う……というと、オサレな「カフェ」をイメージしている人は「そんなダッセーのはイヤ!」と思わず物を投げたくなるかもしれませんが、あくまでも「役割」をわかりやすく言うと、昔ながらの「喫茶店」「スナック」が近いと思います。

ご近所にあった「喫茶店」「スナック」の役割を持ち、さらにご近所の人たちがイベントや展示会なども催される場(さらに、現代風のカフェのテイストも持ち合わせる……と)、そういう場所が「コミュニティカフェ」なのです。

ネットで確認できるコミュニティカフェのサイトを見ると、NPOや個人、任意団体が運営している店舗が多数を占めます。「子育て支援」「地域交流」などと目的を持って運営しているところもけっこうあります。

なぜ昔からあるようなこういう形態が注目されているのでしょうか。

次では、その背景について解説します。

店全景

ユーキッチン@羽生のご案内

<U-Kichen【ユーキッチン】のご紹介>

住所:羽生市北3−23−29

TEL:070-6970-0650(お昼時で混雑時はつながらない可能性があります。スミマセン)

E-mail:2013ukitchen@gmail.com

定休日:毎週、水曜と木曜

営業時間:11:30〜18:00(お客さんが来なかったら早く閉まるかも:笑)

※3日前までの予約で夜の営業もOK! 

<店内の様子> カウンター席もありますので、おひとりさまでもゆっくり過ごせます。

店内2  カウンター

<テラス席> オープンテラスで、晴れの日は気分がイイ!

テラス2   テラス1

<店内入口> これはオープン日に撮影しましたので、各種フーセンがありますが、普段はありません(笑)

入口

ユーキッチンでコミュニティカフェ講座をします

ユーキッチン@羽生へ行こう!

ユーキッチン・テラス3

自宅の一部を改造して開業<ユーキッチン@羽生>

「ユーキッチン」は、羽生の住宅街にあるカフェです。

ここのオーナーは私の友人が、自宅の一部を改装し2013年にをオープンしました。普段はひとりで切り盛りしていますが、忙しい時には彼女のお母さんが手伝ってくれます。

ここは、私が「いいね!」とポチッと押したくなるコミュニティカフェです。

店は羽生駅から徒歩13分とちょっと離れたところにありますが(ま、自宅だから仕方ないですね)、ユーキッチンがオープンするまでは、ここら辺にはいわゆる「カフェ」はありませんでした。(今でもそうかも…)

近隣にイオンモールや高速道路のパーキングエリアがあり、そこにもカフェはありますが、たいていはコーヒーを「ほいっ」と出してくれるだけで、そこに来た人たちとコミュニケーションをはかる、というわけにはいきませんよね。

そういう意味で、ユーキッチンはコミュニティカフェとして、理想のお店ではないか、と思うわけです。

お店では、毎日ご近所の羽生マダーム?達が訪れ、おしゃべりに興じています。時には店を貸し切って地元の団体やら子育て中の親子連れ、はたまた仮装パーティまで行われます。地元の人たちのオアシスになっています。もちろん、彼女一人でやっているわけですから、豊富にメニューがあるわけではありませんが、彼女がこだわる「手作り」「安全・安心」のメニューで、加工品を使わずに毎日せっせと1から仕込みをして、美味しいランチを提供しています。

一方で「飲食店って1人でやっていけるの?」という声もあると思いますが、彼女の場合、お客さんが来ない時は、早くお店を閉めてしまいます。つまり、疲れない様にコントロールしているわけです。

この「疲れすぎないようにする」というのは重要で、実は疲労困憊してカフェを閉店するケースは意外と多いのです。1人ならなおさらで、いわば「疲れないように適当にやっていく」というのは重要ポイントですね。そういう彼女なので、お客さんも集ってくる。余裕があるから、お客さんものんびりとくつろげる。疲労困憊で「いらっしゃい」とくれば、何だかお店に来ちゃいけなかったんじゃないか、と逆に思ってしまうでしょう。

店の人たちの心持というのは、お客さんに伝わってしまうのです。基本的にお客さんは「くつろぎたい」と思ってカフェに来る。彼女のような人がいると、ほっと一息できるのです。

実は、コミュニティカフェの講座紹介で「こんな場所を作ってくれてありがとう、と言われた」というのは、まさに彼女の言葉です。「本当にうれしかった。やってきて良かったと思った」と彼女は目を輝かしながら語ってくれました。彼女はこれからも毎日せっせと手作りにこだわり、お店を切り盛りしていくでしょう。

私がこうして取り上げるまで店専用のサイトというものが無かった、という今ドキ貴重なお店です。

皆さんも、ぜひ足を運んでみてくださいね!

ユーキッチンのお店についてはこちら

ユーキッチンでコミュニティカフェ講座を実施します!

コーヒーデッキ

コミュニティカフェって何?(コミュニティカフェとは:その1)

「コミュニティカフェ」って聞いた事ありますか?

聞いた事がないという人は多いでしょう。まだまだ馴染みがない言葉です。

でも今、「コミュニティカフェ」が急速に広がっています。

「コミュニティカフェ」って何なのか、いろいろな視点からお話をしたいと思います。

・全国に広がるコミュニティカフェ

日本は戦後、阪神・淡路大震災と東日本大震災と大きな地震が2回も起こりました。

大災害の中では、ご近所同士の「つながり」が重要です。だから、「地域のつながり」の重要性が再認識されました。

でも一方で、特に都市部ではご近所同士のつながりはますます薄くなっているのです。

ご近所のアパートに表札が無くて誰が住んでいるのか分からない、ということはよくありますよね。昔は買い物へ行けばお店の人と言葉を交わしたやりとりで物を買うことが普通でしたが、最近はスーパーやコンビニで言葉を交わさずにただ買うだけ、というのが当たり前になっています。

普段暮らしていく上では何の問題も無いかもしれません。しかし、いざ災害や事故が起きたりした時には、どうでしょう?

自分が閉じ込められていたり怪我をしているのに誰も自分の存在を知らない。

そういう事が起きるかもしれません。

え、そうなったら自分の運命だとあきらめる???

そんな事言っていたら、住んでいる場所はどんどん治安が悪くなって極めて住みにくい場所になってしまいます!

やっぱり地域でコミュニケーションがきちんとある地域の方が、安全・安心度は高く住みやすい傾向にあるのです。

でも、急にご近所の人と仲良くなれと言ったってどうすりゃいいんだ?という声もありますよね。ご近所に行ってピンポーンと自分をセールスするわけにはいきません。

そんな時に「コミュニティカフェ」が大きな力を発揮します。

次に「コミュニティカフェ」とはどんな場なのか、を見てみましょう。